子育て世帯の多い街で、選べる預け先を増やす
大阪市東成区は、子育て世帯が数多く暮らすエリアだ。ところが医療的ケアの必要な子となると、通える場所は地域によってまだ限られている。児童発達支援・放課後等デイサービス COCORUは、その受け皿の一つとして玉津の地で運営されている児童発達支援・放課後等デイサービスである。医療的ケア児や重症心身障がい児を対象に、看護と療育を同じ施設でまとめて引き受けることで、家庭が複数の場所を行き来する手間を減らしている。
最寄りは大阪環状線と大阪メトロ長堀鶴見緑地線の玉造駅で、そこから歩いて約7分。二路線が使えるので、住む地域に合わせて通いやすい経路を選べる。周辺には商業施設や公共施設もそろい、送迎の前後に用事を片づけやすい。地域に身近な通所先があること自体が、家庭にとって日々の支えになる。
看護と療育を切り離さないという考え方
児童発達支援・放課後等デイサービス COCORUには看護師が常駐し、吸引や経管栄養といった医療的ケアに日中を通して対応している。入浴の介助や送迎の添乗も看護師が担うため、通所の負担がやわらぐ。医療的ケアと療育を同じ場で並行して進めることで、体調と発達の両面から子どもの様子を捉えられる。
支援の骨格をつくるのは、児童発達支援管理責任者がまとめる個別支援計画だ。子ども一人ずつのアセスメントをもとに計画を立て、モニタリングを重ねながら成長に合わせて更新していく。理学療法士や作業療法士も関わり、体の動きの面から後押しする。外部の訪問看護ステーションとの連携もあり、判断の難しい場面では外部の力も借りられる。取材を通して、地域に根ざしながら医療の体制まで整えている点が印象に残った。
家族ごと地域で支える
児童発達支援・放課後等デイサービス COCORUがコアコンセプトに据えるのは、子ども本人にとどまらず家族全体を包み込む支援である。松木万恵代表のもと、保護者の不安に耳を傾けながら、家庭が地域で安心して暮らしていけるところまでを視野に入れている。療育では好きな歌や絵本の読み聞かせを通じて、その子の「好き」を見つける時間を大切にしている。営業は10時から17時、定休は日曜と祝日。見学の相談は電話06-6743-6308で受け付けている。

