自家焙煎・クラフト・ポスティング、個性を活かす作業群
就労継続支援B型事業所てまりポテンシャルの作業ラインナップは、他の就労支援事業所と比べてひと味違う構成になっている。コーヒーの自家焙煎やクラフトづくりは、単純な繰り返し作業とは性質が異なり、利用者の感性や好奇心が仕事に直結する種類のプログラムだ。ポスティングは歩くことで自然と体を使い、外の空気を吸いながら地域に貢献できる作業として位置づけられている。
「作業が楽しいと感じるのは初めての経験だった」という声が、ものづくりやコーヒー焙煎に取り組んだ利用者から聞かれる。仕事と趣味の境界が薄れることで、通所のモチベーションが自然と上がるという流れがある。
「居場所」であることを事業所の設計に組み込む
就労継続支援B型事業所てまりポテンシャルが「安心できる居場所」という言葉にこだわるのは、就労支援を通じて利用者の自己肯定感を育てるためだ。障がい特性や生活習慣を否定せず、できないことではなく良さに目を向ける接し方が、利用者に「ここにいていい」という感覚をもたらす。この感覚こそが、継続的に通所できる内側の動力になっている。
「来るたびに少し気持ちが前を向く」という声は、継続利用者のあいだで聞かれる。居心地のよさが先にあって、その上に仕事への向き合い方が育っていくという順序が、就労継続支援B型事業所てまりポテンシャルの支援の特徴だ。
在宅選択肢と送迎で、通所の形を柔軟にする
奈良市三条大路の事業所への通所が難しい日でも、在宅での作業継続という選択肢が残されている。対人関係や移動への負担を感じる局面でも、自宅という慣れた環境から実務に関われることで、仕事から完全に離れなくて済む仕組みだ。市内エリアへの送迎も行っており、交通手段の確保が難しい方の通所を実務面で支えている。
昼食の無料提供を含め、通所に伴うコスト・手間を減らす配慮が複数重なっている。こうした実務的なサポートが、長く続けるための下地になっているという意見は利用者から多い。
代表が語る、利用者一人ひとりへの向き合い方
「得意なことや好きなことに寄り添いながら、不安な気持ちにも向き合う時間を持つ」——加登朋子代表のこの姿勢が、就労継続支援B型事業所てまりポテンシャルの支援の質を決めている。作業の割り当て方から日々の声がけまで、利用者を一括りにせずに個別に対応していく運営スタイルは、規模が小さいからこそ実現できるものだ。「スタッフが自分のことを覚えていてくれる」という安心感を挙げる利用者が複数いる。
見学・体験はいつでも受け付けており、電話での相談も歓迎している。連絡先は0742-94-3366、営業時間は平日9時から18時。


