「つなぐ」を事業の中心に置いた相談所
医療や介護、福祉の制度は、それぞれが別の仕組みとして組み立てられています。そのため利用者は、必要な支援が複数の分野にまたがった途端、窓口の間を行き来する負担を背負わされがちです。医療介護福祉トータルサポート窓口が中心に据えているのは、この分断を埋める「つなぐ」という働きです。人と人、暮らしと支援を結び直し、地域全体で支え合える環境をつくること。そこに事業の重心が置かれています。
掲げる立ち位置は「住まいに一番近い存在」です。専門機関として高いところから見下ろすのではなく、生活のすぐ隣で困り事を一緒にほどいていく役回りを、自らの役割として引き受けています。
医療と福祉の両面を知る専門職が応じる
相談の質を支えているのは、現場を踏んできた人材です。代表の山本晃平さんは看護師であり、精神訪問看護研修を修了し、相談支援専門員としても経験を重ねてきました。医療の視点と福祉制度の運用、その両輪を一人の中に備えているため、病気と暮らしが入り混じった相談にも筋道を立てて応えられます。机上の知識ではなく、実際に在宅の現場で起きることを知っているからこその助言です。
年齢や制度の枠に縛られない相談対象
支援の対象は、高齢者の介護に限られていません。65歳未満の障害福祉や難病、小児の在宅ケアについても、相談に応じられるノウハウと連携体制がそろっています。制度ごとに担当が分かれ、相談のたびに「それはうちではない」と突き返されやすい領域だけに、分け隔てなく受け止める構えには正直はっとさせられました。
身体の障がいだけでなく、精神障がいを抱える方の在宅相談にも対応している点も見落とせません。療養の形が一人ひとり違うなかで、状況に合わせて選択肢を組み立てられる余地が確保されています。
声を上げやすくする仕組みが整っている
理念をいくら掲げても、相談しにくければ意味がありません。その点、入り口は徹底して開かれています。電話は093-967-0279、受付は8:30~17:30、定休日はなく、相談そのものは24時間365日の体制で受けられます。LINEや問い合わせフォーム、AIチャットといった経路も用意され、初回の相談と問い合わせは無料です。「どこへ相談すればいいか分からない」という手前の段階でも歓迎する構えが、理念と実際の運用をしっかり結びつけています。


